めげずに生きてます

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働くおばさんよ パンクであれ

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 こんにちわ ジーナです。

 

ちょこっと時間が空いたので前から気になっていた映画を観てきました。

 westwood-movie.jp

 

 

ヴィヴィアン・ウエストウッドについて

 

ヴィヴィアン・ウエストウッドはイギリスのファッションデザイナー

 

 

ブランドのモチーフである「オーブ」を目にしたことがない人は

もはや、いないはず

 

 

 

パンクの生みの親

 

現在77歳のヴィヴィアン・ウエストウッド、

もともとは美術教師でしたが、アナーキストのマルコム・マクラーレンと出会い

1971年に、ロックをコンセプトにしたブティックをオープン。

 

当時、ヒッピースタイルがファッションのトレンドだった中、ヴィヴィアンの生み出すデザインは斬新すぎたためイギリス中で酷評されました。

 

 

それでも、ロンドンの若者たちからは熱狂的な支持を得、ヴィヴィアンのお店のスタッフや常連客で結成されたパンクロックバンド「SEX PISTOLS」の人気と共に、次第に世界中にパンクスタイルを流行させた知る人ぞ知る「パンクの女王」でございます。

 

ピストルズのステージ衣装はすべてヴィヴィアンのデザインしたものだそう。

 

 

 

 

このデザインのTシャツを目にしたことある人も多いはず

 

 

 

 

 

世の中のパンクスタイルは「↑こんな感じ」というイメージが定着していますが、

生みの親はヴィヴィアン・ウエストウッドです。

 

 

デザイナーとして本格的に有名になっていったヴィヴィアンは、当時のパートナーであったマルコムに嫉妬され、事業拡大を邪魔されたりもしたけど、2人の子供を育てながらパンクの精神を貫き通します。

 

その時代、その時代の流れに合わせつつ、独自のパンクスタイルをデザインコンセプトとし、今や世界中の支持を得てセレブもこぞって着る人気ブランド

 

 

 

 このドレスも公開されてから注文が殺到したそうです。

 

 

 

 

ところでパンクの精神って?

 

ロックやパンクの定義や思想、精神って、人それぞれであって「ズバリ、コレです」というものはないです。ウィキペディアとかで調べると、ずいぶんとロクデナシ感のある表現をされてますが、

 

nmtsexpistols.blog.fc2.com

このサイトでは、歴史に残る著名人が「パンク」について語ってます。皆様のお言葉を参考にさせていただくと

 

 

パンクの精神とは

既成概念にとらわれずに生きる姿勢

 

私的にもしっくりときますし、共感します。 かっちょいいです。

 

 

晩年のパートナーは内助の功

 

現在のパートナーは25歳年下で、しかもなんと美術教師時代の教え子!

どんだけパンクやねんって話です。 

 

 

1993年の結婚を機に、ブッとんだヴィヴィアンを支えながら ブランドの進化を追い求める内助の功として頼もしき存在。

 

ヴィヴィアンがおばあちゃん化してるだけに

一見、打算のニオイもしなくはない関係性ですが、ヴィヴィアンに対して尊敬と愛情をもってリスペクトしているのがよくわかります。

実の息子2人も認めてるしね。

 

近年のヴィヴィアンは、環境問題や財政政策に対する抗議活動にご執心のようですが、パンクの精神は未だ健在!

 

 

昔、パンクロックを聴きながらファッションデザインを学んでいた私としては、超イケてるおばさん(おばあさん)なわけです。

 

 

日本のおばさんの現状

 

時を同じくして、最近目にした記事

 

president.jp

 

根底に男尊女卑があり、若い女性(若すぎるほどいい?)がもてはやされる風潮のこの国で

「いやいや、ウチは実力主義っすよ」なんつったって

実力がありながらも肩身の狭い思いや悔しい思いをしているおばさんは結構いるはず。

 

 

人付き合いが苦手な若者が家に籠り、街にロボットと年寄りしかいなくなってしまう前に今こそおばさんの出番です。

 

 今こそおばさんは、人間としての経験値と図太い根性、そしてパンクな精神で若者に

人間本来の人と人の関わり方を、しっかと教えなくてはならない存在なんだから!

 

 

 

 

そんな気持ちにさせられる映画でした。 

 

 

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